ケイです!
これまで資産運用や投資についてお話をしてきましたが今日は投資をする前段階としての準備についてお話していきます!
投資の準備としてやる事
早速ですが投資の前におこなう事はこちら
なぜ行う必要があるのかと言いますと投資を長期的に行う為です。
長期的に行う目的は過去記事で詳しく解説してありますのでそちらを参考にして下さい。
長期的に投資を続けるには近い将来使う予定のない資金で行う
今ある資産の内使い道がない資金はどれくらいあるのか収入がなくなった時にも投資した金額を解約しない
生活を続けていけるくらいの資金を常に持っておく。その為に『資産の色分け』と『生活防衛資金の確保』をします
私自身仕事で資産運用や資産形成の相談を受けますが目的別にお金を振り分けて話をする事にしています。
そうする事で相手も無理な資産運用はしないで楽しく資産形成が出来ます。
資産の色分け
まずは今ある資金を下記の3つに分けます。
生活資金
使い道が決まっている資金
特段使い道がない資金(余裕資金)
私も今投資をしていますが3の余裕資金で投資を行う事を心がけています。
何故なら3の資金は手元になくても生活に支障がないからです。
使い道がないからすぐ必要となる可能性も少ない=資産の値動きが大きくても長期的に保有が可能です。
ではそれぞれをどう分けるかを解説していきましょう
生活費として確保する資金
家賃
住宅ローン
光熱費
毎月必ず発生する支出分です。
病院代や食費・交際費など毎月固定ではないけれども出費する金額も生活費として計算しましょう。
毎月必ず発生するので生活費の資金はすぐに口座から出金できる普通預金に入れておきましょう
使い道が決まっている資金
車の購入費や車検費用
学校の授業料などの教育費
目安は5年以内に発生するイベントの資金
使い道がある資金は定期預金や貯蓄用口座など元本保証の口座で保有する事が望ましいです。
使い道がある資金を投資資金として運用すると使い道があるため長期的な運用が出来ない事や使いたい時に元本割れして資金不足なってしまうリスクがあるからです。
また、生活資金の普通預金口座と分ける事で生活費や贅沢費についつい使ってしまう事も避けられます。
私の経験ですが学生時代に普通預金口座に生活費と卒業旅行資金を貯金していても口座に残高がある分だけ交際費や飲食代にしていた事から旅行費用を貯めることが出来ず家族に頼りました(笑)
両親からは「2日分の夜ご飯を作った時に1日目と2日目でお皿をわけて2日目のお皿は冷蔵庫にしまえば2日目のご飯はちゃんと残せるだろ?貯金も同じだ」と教えられ「なるほどな」と思いました(笑)
特段使い道がない資金(余裕資金)
この資金を投資で運用していきます。
前述したように余裕資金は手元になくても生活が困窮せずイベント用の資金は確保している事で資産の値動きがあっても使い道がないので解約する必要がなく長期で保有する事が出来ます。
繰り返しですが投資は長期で保有する事でリスク軽減や複利による運用効果が見込めます。
なので、出来る限り解約する可能性がない資金を投資に回す事を私は実践と推奨をしています。
生活防衛資金の確保
生活防衛資金とは退職や怪我等で収入がなくなった時に生活が困窮しないように確保する資金です。
この防衛資金を確保する事で収入がなくなった場合でも投資した資金を解約せずに続けていけます。
怪我や会社の業績悪化など今と同じ収入が常に確保できるかはわかりません。
予想外の事態に対しての対策がこの生活防衛資金になるのでこの資金を確保してから投資をおこなう事がより安全に資産運用していく要素になります。
会社員の場合は失業手当や労働保険などがあるため退職時や療養における収入がなくても賄える部分がある事から退職後に次の仕事が決まるのを半年として6カ月分は確保しておきましょう。
フリーランスへの転職を視野にしているならば12カ月分は確保をオススメします。
個人事業主の場合社会保障が会社員より乏しい為生活防衛資金はその分多く見積もる必要があります。
私の場合この生活防衛資金は生活費を無理やり減らす事はせず収入の10%とボーナスを貯蓄して確保しました。
以上が投資をする前にやって頂きたい準備についてでした!
少しずつでも貯めていく事で安定的な資産形成に1歩近づいています。
この生活防衛資金を確保したら色分けした余裕資金を自分に合う金融商品に投資して資産運用を実践してみましょう!
投資商品についてはこちらにまとめてありますので参考にしてください
私としては初めて投資をおこなう人やこれから資産形成していく人は投資信託をオススメしています。
投資信託についてとオススメ理由はこちらの記事を参考にして下さい。
資産を生活資金・使い道確定資金・余裕資金に分ける。
余裕資金を投資へ
生活防衛資金として雇用形態にもよるが6カ月~24か月分を目安に確保
少しずつでいいから無理のない範囲で