Hello!ケイです!
本日は資産運用をするにあたり必ず知っていただきたい『NISA(ニーサ)』について解説していきたいと思います!
NISAも「言葉は聞いた事あるよ~」って人もいるでしょうが
活用するかしないかで資産形成のレベルが変わってきます
なので、これから投資を始めよう、資産形成しようって方は是非最後まで読んでいってください!
NISAってなに?
NISAとは2014年から始まった『少額投資非課税制度』の事です。
言葉通りでありますが『少額の投資は非課税にしていいですよ~』
って国がオッケーをくれた制度になります。
本来投資によって得たお金には税金がかかり、銀行などに預けているお金も利子が付きますが皆さんが受け取っている利子も税金が引かれています。
「ただでさえ低金利なのに税金とられるのかい!」ってツッコミたくなりますよね(笑)
でも現状そうなのです。
ちなみに税金ですが増えた分に対して約20%かかります。
(復興特別所得税を含めると20.315%)
この20%ってめちゃ大きいです。
例として100万円を投資して1年後に評価額が120万になったので売却した場合
120万(評価額)-100万(投資額)=20万円(譲渡益)
と20万増えますがここに税金がかかります
20万(譲渡益)×20.315%(税率)=40,630円(利益に対して掛かる税金)
20万-40,630円=159,370円
手元に入ってくるのはこれだけ減ってしまいます。
約4万も減るってなかなかですよ。4万あればLCC使って羽田から沖縄まで行けちゃいます。
4万円でアウトレット行ったら満足できるくらいの買い物出来ます。
NISAを活用すると税金がかからなくなり譲渡益20万がそのまま手元に入るのでめちゃお得ですよね。
投資信託や株などは譲渡益だけでなく保有している間受け取る事ができる『配当金』・『分配金』もあります。
これも非課税になります。そのためインカムゲイン(配当金・分配金)、キャピタルゲイン(譲渡益)両方が非課税なので資産運用をするにあたり活用するとしないでは資産形成のレベルが変わるって事です。
ただし、NISAは非課税にできる金額と期間に定めがあり、
非課税になるのは株式や投資信託などの金融商品に投資した場合です。
ようするに銀行などの普通預金や定期預金・FX・暗号資産・保険商品などは対象外って事です。
更にNISAは現状3種類あり、どれを選ぶかにより非課税金額などが異なりますので注意してください。
NISAの種類
NISAには『一般NISA』・『つみたてNISA』・『ジュニアNISA』の
3種類がありNISAによって仕組みが異なります。
それぞれのNISAについてはまた解説しますので現状はこの3種類があり、
20歳以上なら『一般NISA』・『つみたてNISA』のどちらかを選択と覚えて頂ければと思います。
例.一般NISA選択の場合
2022年に120万活用⇒2026年まで非課税
2023年に120万活用⇒2027年まで非課税
…計5年の最大600万まで非課税
例.つみたてNISA選択の場合
2022年に40万活用⇒2041年まで非課税
2023年に40万活用⇒2042年まで非課税
…計20年の最大800万まで非課税
NISAを活用する上で押えておきたいのが『選択した年は変更できない』という点です。
例えば2022年にNISAを活用する為に『一般NISA』を選択した場合、
2022年中は『つみたてNISA』に変更が出来ません。
もちろん両方を同じ年度に選択することも出来ない為、年間に投資できる金額を考えた上で選択するのが得策です。
NISAによる制度背景
NISAは金融機関が作った制度ではなく国が作った制度=国が推奨している
これがどういう事かと言うと、
って事なので利用しない手はありません。
バブルの頃は預金で金利7%とかありました。「10年銀行に預ければ資産が倍になった」なんて事を言う人も珍しくありません。
バブル崩壊後金利は減少して現在は0.001%です。そんな低金利時代ではお金は増えません
「老後2000万問題」なんて事もありましたよね?
だから『自分の資産は自分で形成していく必要がある』ってことです。
その為に国はNISAという仕組みを作り、投資に対して後押しをしています。
投資にはリスクがある事は以前もお話しましたが預金として眠らせておくリスクも考えて
『お金のパフォーマンスが発揮できる適正な場所で働かせよう』これから資産形成していく人はこの考えを持って欲しいです。
なので、国の後押しを受けてできたNISAを活用していく事を私もオススメさせていただきます。
NISA活用における注意点
NISAを活用する上での注意点があり、勘違いしてしまう箇所をピックアップします・
・決められた金融商品にしか活用できない。
これは前述したように投資に対して優遇するため決められた金融商品でしか活用が出来ません
・非課税枠と期間がある
金額と期間がNISAによって違うため枠を超えた投資は課税対象になる
・翌年への繰り越しは出来ない。
例えば2022年につみたてNISAを開設して30万投資をした場合、10万円分の非課税枠が残りますが繰り越しされず翌2023年も非課税枠は40万まで
一般NISAでも100万投資して20万残ったとしても翌年も120万までしか非課税になりません。
・非課税枠の再利用は出来ない
説明が複雑になってしまいますが、
例えば2022年に120万非課税で活用した場合そこから増えた分は5年間非課税ですが
3年後に売却して3年間非課税期間を使用しなかった場合でも再度120万に対して残りの2年の非課税期間を使う事ができないという事です。
その為短期間で売買するのではなく長期的な目線で投資を行うのに適した制度です。
以上がNISAの解説です!
NISAという言葉は知っていたという人も仕組みや背景なども少しわかったのではないでしょうか?
NISAを活用して自身の資産形成に役立てていきましょう!
NISAを使う事で投資の利益が非課税になる
NISAは国が推奨する制度
NISAが使用できるのは株式投資や投資信託など限定されている
短期売買ではなく長期投資に適した制度