資産運用

投資初心者に向けて投資のリスクとリターンを説明します!

虫眼鏡でグラフを見て分析している

Hello!ケイです!
今日は投資における『リスク』『リターン』について解説していきたいと思います!

特にリスクについて『リスク=危険・危ない』と多くの人がイメージするかと思いますが、日常生活で使うリスクといった言葉と投資におけるリスクは全然違います。
リスクの言葉の意味を正しく知ることが投資において判断材料の1つになりますので正しく理解しておきましょう!

投資におけるリスクとリターン

結論から言いますと投資におけるリスクとリターンとは
『リスク=値動きの振れ幅』・『リターン=投資によって得られる収益・損失』です。

振れ幅のイメージとしては下記の図をご覧ください。

二つの異なるリスクの波を比べている参照:楽天銀行リスクとリターンより

赤色の方が大きく波をうつように上がり下がりをしています。
この上がり下がりが大きくなればなるほど、よりリスクが高い商品となります。

リスクが高い商品というのは振れ幅が大きくなるためより大きい収益が期待できます。
しかし、振れ幅が大きいので大きく損失する事もあり得ます。

一方青色は価格の振れ幅が小さいため大きく損失する可能性は少ないですが、
その分得られる収益も小さくなります。

投資において『リスクが高い=収益と損失の値動き幅が大きい』となる為
リスクが高い=『損失する可能性が高い』という事ではないと理解してください

このリスクとリターンの関係性から「ローリスク&ハイリターン」な商品は存在しません。
そんな商品あればみんな投資していますからね(笑)

以前「預金しても利息低いしもっと良い商品ないのかな」と言っていた知人に対して「利率求めるなら株や投資信託すればいいじゃない」と答えたら「お金が減る可能性があるのは嫌だよ」と反論されました事がありますがこれこそ『ローリスク&ハイリスク』を求めてしまっています。(笑)

適正なリスクをとろう

投資においては「ハイリスク&ハイリターン」・「ローリスク&ローリターン」の関係となるため、
自分の性格や投資金額・経験からどれくらいリスク(振れ幅)を許容出来るかで投資商品や金額を判断していく必要があります。

以前の記事でも申しましたが、例として株式は「ハイリスク&ハイリターン」
債券は「ローリスク&ローリターン」な商品であるため、
2つの商品を持つことで「株式単体よりは振れ幅が小さく、債券よりはリターンが期待できる」というように両立させて資産形成を行う事もできます。

ただし、ローリスクであっても投資は元本が減る
=投資金額を下回る可能性は必ず存在します。

投資は自己責任である為自分自身がしっかり理解した上で最良の選択をおこないましょう。

「一時的だとしても絶対に元本より減るのは嫌だ!」という人は投資を行わないで、預金として預けておくのが最良の方法です。

預金として保有することだって立派な選択肢です。
「増えなくてもいい!減らなければそれで充分!」という人は私の周りにもたくさんいます。

お金に関する考え方やリスク許容度はその人の価値観によるものなので、理解し納得の上で選択することならば良いと思います。

ただし、これから生きていく上で結婚や子育て、老後資金を考えて資産形成をしていくには状の給与だけで足りない人、預金に対して不満があるならば投資による資産運用を選択する必要もあると思います。
そして、投資を行うならば資産が増減することを理解したうえでリスクを取らなければなりません。
自分が許容できるリスク範囲を考えてそれに見合う投資を行うのが適正なリスクの取り方です。

以上がリスクとリターンについてです!
リスクという意味を正しく理解すればまた一つ投資に対してのイメージが変わるのではないでしょうか!
昨日の自分より少しでも賢くなろう!ではまた!

・リスク=値動きの振れ幅

・リターン=投資によって得られる収益・損失

・リスクが高いとは大きく収益が発生するが大きく損失する可能性もある事

・ローリスク&ローリターン、ハイリスク&ハイリターンなど
リスクとリターンは表裏一体

・自分がどれくらいリスクを許容出来るかで投資商品を選ぶ