資産運用

つみたてNISAを理解して20年の非課税を味方につけよう!

背景に時計がありコインが積まれている

Hello!ケイです!
前にNISAの制度を使って資産運用して行こう!とお話しさせて頂きました。
その中で『一般NISA』について説明しましたので、今日は『つみたてNISA』についてお話しさせて頂き、個人的な意見ですがどちらを選べばいいかまで解説致します!
つみたてNISAはこれから資産形成をしていく方や初めて投資をする方はしっかり覚えて頂きたいので是非最後まで読んでみてください!

ケイ
ケイ
つみたてNISAのメリットや税制についてはこの本も面白く読みやすかったので興味ある人はどうぞ

つみたてNISAの特徴

一般NISAの特徴は前回お話ししましたので深い説明は省略しますが
つみたてNISAとの比較の為に簡略ではありますが以下のようになります。

年間非課税限度額・・・120万円
非課税期間・・・5年間
対象商品・・・上場株式・株式投資信託・REIT(不動産投資信託)
・ETF(上場投資信託)など

買付方法・・・スポット買付or積立買付

一般NISAに対してつみたてNISAの場合は

年間非課税限度額・・・40万円
非課税期間・・・20年間
対象商品・・・一定条件をクリアして金融庁に届け出された投資信託・ETF(上場投資信託)
買付方法・・・積立買付のみ

それぞれ違いがありますので一般NISAと比較しながら見ていきましょう!

年間非課税限度額

つみたてNISAの場合は年間非課税枠が40万と一般NISA比べ非課税になる金額が少ないです。
非課税限度額が多いから一般NISAを選ぶ方がいいのかと言われるとそんな事はありません。
一般NISAの解説でもお話しましたが
枠を使いきれなかった場合残った非課税枠の繰越が出来ません。

一般NISAは年間120万円も非課税ですが自分の給与だとそんなにたくさんは投資出来ないよという人もつみたてNISAなら非課税枠も40万と月にすると最大33.333円が積立限度額なので投資を始めやすいです。

ケイ
ケイ
一般NISAだとこれから資産を形成していく世代にとってはNISA枠が大きすぎて無駄にしてしまう事もあるよね

投資は自分の給与などの収入と生活費などの支出から投資に回せる資金(余裕資金)で行うのが上手なリスクとの付き合い方です
手元にある資金を全て投資するやり方では急な出費が起きた際にすぐ解約することに繋がる為せっかく20年もある非課税期間が勿体ないです。

ケイ
ケイ
だからこそ余裕資金を計算した上で投資金額を決めていく事が無理なく続けるコツだよ

・20年の非課税期間

つみたてNISAの場合非課税期間が20年と非課税期間が長いため長期投資という観点からは非常にメリットがあります

仮に40万を年利3%で20年間複利運用した場合の利息は

40万×3%×20年=322.444円

ほぼ倍になり、これが全て非課税になります。

NISAを活用しなかった場合

322.444×20.315%=65.504円

65.504円も税金で引かれます。
しかも20年間毎年40万積立しているともっと大きな金額になるので、
20年も非課税で運用出来るのはこれから資産形成していく人にとってはものすごい力になります。

・対象商品が優良商品に絞られている

つみたてNISAは手数料が基準以下など金融庁の一定条件をクリアした投資商品しか適応されません。
つまり、手数料が高いなどの割高商品が最初から除かれている金融庁お墨付きの投資商品しかありません。

つみたてNISAは一般NISAよりも厳しいふるい落としがされている為、
一般NISAでは対象だけどつみたてNISAは対象外などの投資商品はたくさんあります。

投資信託による代表的な手数料は以下のものです

販売手数料・・・投資信託買付時にかかる手数料
信託報酬・・・投資信託を保有中にかかり運用してもらっている手数料
信託財産留保額・・・投資信託を解約した際にかかる手数料

手数料はファンドによって異なりますが金額に対して掛かり保有している間ずっとコストとしてかかります。
一般NISA対象の投資信託には手数料3%なんてざらにあります。
長期で運用していくにあたり手数料は必ず掛かるのでコストは最小限にしていきましょう。

つみたてNISAは『販売手数料が0円』といった条件や信託報酬も一定水準以下など手数料が高い商品がそもそも除かれている点で投資初心者ならば選ぶ際にコスト面で損する可能性が一気に少なくなります。

投資信託についてはこちらの記事で詳しく解説していますのでもっと知りたい人は参考にして下さい。

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・買い方は積立式に限定されている

つみたてNISAは名前の通り『積立』のみの買付となります。
積立の契約後は自動的に決まった日に買付がおこなわれ、
『ドルコスト平均法』という時間分散を行ってくれます。

「ドルコスト平均法ってなんのことや」ってなった人も今はリスク軽減の手法とだけ知ってもらえれば大丈夫です。
スポット買付だと都度買付手続きする手間なり、価格を気にしてしまう為そういった余計な負担がないのが積立のメリットです。

一般NISAとつみたてNISAどっちがいいの?

結論から言うとこれから人によりますが

これから資産形成をしていく人

まとまった資金が今はないけど少しずつ投資を行いたい

5年・10年・15年と長く時間を使い資産を作りたい人

こういった人は『つみたてNISA』を活用する方がNISAの恩恵を大きく受けられると思います。

大切な事なので何度も言いますが投資は長く行う事が鉄則であり短期的に利益を出し続けるのは困難です。
若い世代やこれからどんな出費があるかわからないという人はそういった観点からより長い非課税期間で資産運用できます。
そして、初めて投資をする人は資産の値動きに慣れてください。
普通預金では全く変動がなかった資産が投資では即値動きがあります。

小学校のプール授業でもいきなりプールに入るではなくシャワーで体を冷たい水に慣らしますよね?
あれと同じようにいきなりたくさんの資金を投資に回すのではなく
まずは少額から始め資産の値動きに慣れて値動きの感覚を掴んだら更に投資をしていけばいいのです。
そういった意味でもつみたてNISAは少額で毎月コツコツと資産運用が出来るので初めて投資を行うならばつみたてNISAを私はオススメします。
最初は小さくても長く続ければ大きな資産になります!
毎月33000円出来なくても1万でも1000円でもいいです。出来る範囲でやってみましょう!

長くなりましたがつみたてNISAの解説と私なりの見解でした!
どのNISAを選ぶにしても大切なのは自分の生活や経験を考えて選択するのが大切です!

資産形成をこれから行う上で参考になれば嬉しいです!
昨日の自分より少しでも賢くなろう!ではまた!

つみたてNISAは少額からコツコツ積立できる

金融庁で許可された投資商品しかない

これから資産をつくる人、初めて投資を行う人にはオススメ

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