こんにちは!FPの業務をもっとたくさんの人に知っていただきたいと思い日々活動しています!
今日はFPの業務における支出削減について方法とポイントを私が実際に行った事を踏まえて解説していきたいと思います!
『給料日前はいつもお財布がカツカツになってしまう人』
『自分が毎月何に支出しているかわからない人』
『貯金する事が苦手な人』
そんな人に向けて少しでも参考になればと思います!
FP業務についてはこちらをどうぞ!
収支改善は収入を増やすより支出を減らす事から取り掛かろう
支出削減は収入を増やすことより手がつけやすいです。収入を増やす場合は
今の会社で給与UPする(残業や昇進・昇格)
今より給料が貰える会社に転職する
副業などで本業とは別の収入口を作る
といった方法がありますが収入を増やす事は手間と時間がかかります。
給与UPは時間がかかる
会社員の場合昇進・昇格は個人の実力だけでなく勤続年数なども考慮されるので基本給が翌月から急に上がる可能性は低いですし、仕事で成果を出しても昇進するとは限らないです。
残業して残業代で収入を増やすとしても自分のプライベート時間を削る事になり心身共に疲れてしまいます。
会社の方針で残業出来ない事やみなし残業として既に給与加算されているケースもあるので収入が思ったより増えない場合があります。
転職は収入があがるかわからない
転職する場合も給与が今よりあがる保障もない事やすぐに転職先が見つかるかもわからない為自分が思っている以上に時間や転職先を探したりする事が手間になってしまうかもしれません。
特に日本企業だと前述したように勤続年数なども考慮されるので転職したら給料が今より下がったり、仕事そのものが自分に合っていなかったなど収支改善の為に転職する事は個人的にはリスクが高いかなと思います。
副業は自分の時間を削る
本業が休みの時や業務後に副業を行うのも自分の時間を削って更に働くので休息が不十分になりがちです。
休みが不十分で体を壊してしまっては元も子もないです。
副業で収入を増やす事で収支を改善する場合は副業をずっと続けていく必要がありこの継続の難しさが収入を増やす事で収支改善する大変さだと私は思います。
私としては副業自体は賛成ですし、副業して自分のスキルを活かしたり別の働き口を確保する事は人生においては必要だと思いますが収支改善のために行うのであればもっと手軽な方法からやるべきと思います。
支出を減らして収支改善も効果は同じ
収入を増やす事に比べて支出を減らす事で収支を改善する場合は翌月から効果を発揮するのでスピード感があります。
それに、収入を増やす改善と支出を減らす改善の効果はどちらも同じです。
現状収入20万で支出20万の場合
収入20万-支出19万=1万が手元に残る
収入を3万増やす→収入23万-支出19万=4万が手元に残る
支出を3万減らす→収入20万-支出16万=4万が手元に残る
どちらも手元に残るのは4万円です。
支出の中でもまずは固定費削減からやってみよう
支出の中でも『変動費』と『固定費』に支出はわかれます。
変動費を削減する事は遊びに行く事を我慢して交際費を押える事やご飯を我慢して食費を押えるなど自分の楽しみを我慢する事になるので続けるにはそれなりの意思とブレない気持ちが必要で最初に行うにはまだハードルが高いです。
固定費は毎月必ず掛かる支出なので一度削減する事でその後もずっと効果は続く為長続きしやすいですし、無駄な支出はこの固定費に隠れている場合も多いのでまずは固定費から見直しましょう。
固定費を書き出してみよう
では固定費削減の方法ですがまず自分の支出で何が固定費として毎月発生しているかを理解していきましょう。
その中で使っていないサービスはないか?
必要な固定費だけどもっと安い物に切り替える事はできないか?
こういった事を考えていけば固定費を削減する事が出来るので自分の固定費を書き出して本当に必要か、必要な物でも安くできる方法はないかを考えてみると意外と削減できる項目があるのでまずは固定費を書き出して可視化していきましょう
私が取り組んだ支出削減
私自身も固定費の確認の為に年に1度確認して不要な物などを解約したりしているので私が実際に行った削減を解説しますので参考にして見て下さい
削減前の固定費状況
私の毎月の支出は約15万円でした。この支出が多いか少ないかは人によって異なりますが書き出してみると無駄な物がありました。(笑)
内訳としては
これが改善前の固定費の現状でした。書き出してみると「これ加入している事忘れていた」・「この保険内容ってどんなのだっけ?」といったものが何個かありました(笑)
加入していたのすら忘れているサービスは不要ですし、実際加入だけして最近使っていないサービスもありました。
この中で私が見直した項目が「保険・通信費・光熱費・ジム・車の保険」です。
保険は加入している民間保険で賄わなくても社会保険で賄える事象があります。
高額療養費制度を活用すれば民間保険に頼らなくても自分は充分だと感じました。
通信費は楽天モバイルに変更する事で大きく削減しました。私はこれまでポケットWi-Fiで通信していたので端末のギガは使用しなくても生活できるので楽天モバイルの料金形態は私の生活に合っていてこれで通信費がポケットWi-Fiのみになりました。
この楽天モバイルへの乗り換えを機に電気とガスも楽天に変更して毎月の支払いを楽天カードで支払う事で楽天ポイントが付与されるので光熱費はあまり変化ありませんがポイント分お得になりました。
車の保険も保険料の大部分になっていた車両保障を外してネットの保険に切り替える事で対人・対物保障など本当に必要な部分だけを残す事で保険料を削減しました。
ジムは1年近く使用していないので今後も使う事はないだろうしもし使うとなれば再加入するのは簡単なので今回の見直しで解約しました。
火災保険も当初は賃貸契約時に案内された保険でしたが火災保険も他社に切り替えました。
削減後の固定費状況
削減後の支出は以下のようになりました。
支出約12万円
内訳…
この見直しで3万円程手元に多く残るようになりました。
収入を増やす場合は毎月それを維持するために働いたりしなければなりませんが支出を削減した場合は一度見直せばずっと削減でき収支も持続されます。
見直しの最初は保険会社回ったり、携帯の解約や契約をしたり自分で調べたりと手間は掛かりましたが一つの項目を見直すと支出が改善されているのがすぐわかるので調べたりお店回るのがむしろ楽しかったです。
収支改善して手元に多く残った部分は投資信託や貯蓄にまわしたり自分の趣味につかったりしてより生活を楽しんでいます。(笑)
以上が支出削減のプランニングについてでした!
自分で削減する事が難しい場合はFPに相談したりする事も出来ますし、自分の収支を理解する為にも是非取り組んで見て下さい!
もっと専門的な方法としてキャッシュフロー表の作成というのがあるので気になる人はこちらの記事も参考にしてみてください!