資産運用

NISA制度における一般NISAってどんなお得があるかを解説

印刷機からTAXRETURNと書かれた紙が印刷されている

Hello!ケイです!
前回はNISAの制度を使って資産運用して行こう!という事をお話しさせてもらいました!
その中で『一般NISA』・『つみたてNISA』・『ジュニアNISA』の3種類があるから自分に合うものを選択してくださいと説明しましたので
今日は『一般NISA』についてより深くお話しさせて頂きます!

どのNISAがお得でどれを選択すれば良いか悩んでいる方やそれぞれのメリット、デメリットをもっと知りたい!という方は是非最後まで読んでみてください!

つみたてNISAをもっと知りたい人はこちらにまとめてあります!

背景に時計がありコインが積まれている
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一般NISAとつみたてNISAってなにが違う?

一般NISAとつみたてNISAの違いとして抑えて頂きたいことが以下の4つです

・年間非課税限度額
・非課税期間
・対象商品
・買付方法

厳密に言うと違いは他にもありますがそこは都度説明致しますので
今は上記の4つを覚えて貰えれば大丈夫です。

一般NISAの場合

年間非課税限度額・・・120万円
非課税期間・・・5年間
対象商品・・・上場株式・株式投資信託・REIT(不動産投資信託)・ETF(上場投資信託)など
買付方法・・・スポット買付or積立買付

一般NISAの特徴

毎年120万円が非課税枠として付与されそれが最長5年間非課税として保有できます。

120万の枠をしっかり使い切れるならば
一般NISAの恩恵をフルで受ける事ができます。

スポット買付と積立買付ですが
積立買付と言うのは毎月決めた金額を自動で買付して積み立てて行く買い方です。

例.
毎月15日に10万円を積立買付

10万(買付金額)×12ヶ月=120万

となる為一般NISAの恩恵をフルで受けるには毎月10万円を積立てるのがベストです。

スポット買付は毎月〇〇円と決めるのではなく任意のタイミングで任意の金額を購入する買い方です。

例1.6月に120万円を買付する
例2.12月に120万円を買付する
例3.6月に80万円を買付して12月に40万円買付する

1度に120万で買付しても非課税ですし、買付回数を分けて合計120万でも非課税になります。

つみたてNISAと比べ非課税金額の枠は多いが非課税期間が最長5年なのがネックなところです
投資は長期目線で行うのが前提であり保有している期間が長いほどマイナスになる可能性も減る為、投資初心者こそ長い目で見る事が重要です。

NISAを選ぶ注意点は前回の記事でも説明させて頂いたので今回は簡潔ですが

・決められた金融商品にしか活用できない。

・非課税枠と期間がある

・翌年への繰り越しは出来ない

・非課税枠の再利用は出来ない

があります。

一般NISAとつみたてNISAと比較したときの注意点

非課税枠が120万あるため使いきれない可能性がある。

これは人によってメリット・デメリットになる為、活用出来る人もいれば出来ない人もいます。
非課税枠120万ということは月に換算すると毎月10万円を投資に回すことになります。

何度も説明していますが投資は増える可能性もあるが減る可能性もあります。
短期的な目線で見てしまうとなおさらです。

自分の生活費や交際費など急な出費も考慮して「この金額なら5年は手を付けなくても暮らしていける」
と言える金額(余裕資金)を投資に回すのが鉄則です。

年間の手取りが200万の人が半分以上の金額を投資にするのはリスクが高いです。
もちろん生活水準を限界まで下げているから問題ないって人もいるでしょうがそんな人は稀だと思います(笑)

前述したように余った非課税枠は繰り越しできないので「計算したら20万くらいが投資の限界かな~」
となればつみたてNISAを活用したら非課税期間が長いので生活に合っていると言えます。
逆に「100万くらいは投資できる」って人は一般NISAを活用した方が最大限活用出来るなど
自身の生活スタイルや投資期間によってどちらのほうが合っているか変わってきます。

手数料などコストが高い投資商品もある

一般NISAによる投資商品を購入する場合『手数料などのコスト』が掛かります。

例えば買付を行うと掛かる販売手数料が1%の商品を毎月10万円積立契約した場合

10万×1%=1000円
毎月1000円が手数料として引かれ、
実際に運用されるのは99.000円となります。

これが毎月となると年間12.000円になります。

手数料は販売手数料だけでなく運用している間かかる信託報酬や
解約時にかかる信託財産留保額などがあります。
預金利息が付かないから資産運用で投資をするのに預金利息以上の手数料払うなんてもったいないです。

つみたてNISAの場合手数料がウンと高い割高な投資商品は最初から除外されています。

その為、一般NISAで投資を始めて行う場合は手数料が凄く高い投資商品を買っている場合があります。

ちなみに私も初めて購入した投資商品は手数料3.3%のめちゃ高い商品でした(笑)
しかも毎月3万円購入する契約です。これが10万の積立だったら毎月3300円ですからとんでもないですよ(笑)
一般NISA対象の投資商品にはこんな商品がいっぱいありますので注意が必要です。

以上が一般NISAについての説明でした!
投資をするならばNISAを活用するのは前提として一般NISA・つみたてNISAどちらを選ぶかは自身の生活スタイルや投資する金額によって異なります。

今日の記事で選ぶ参考にしてもらえたら嬉しいです!
ではまた!

一般NISAは年間120万円を最大5年間の600万非課税になる

対象商品は上場株式・株式投資信託・REIT(不動産投資信託)・ETF(上場投資信託)など幅広い

買付方法はスポット・積立どちらでも可能

非課税枠の繰越は出来ない為投資額によってはつみたてNISAの方がお得な事もある

手数料などのコストが高い割高商品もある