投資の前に
Hello!ケイです。
前回資産形成をしていこう。その為には資産運用の為に投資を取り入れながら増やしていこうって事をお話しさせていただきました。
その中で投資には以下の方法があるよって事を紹介させていただきました。
・株式 ・債券
・不動産 ・コモディティ
・投資信託
方法がある事はわかったけどそもそもどんなものかわからないって方もいるかと思います。
特徴を理解しないで投資をするのは手ぶらで登山に行くくらい危険です。(笑)
そして、「投資って怖い」「株式は損する」って言うのも知らないからです。
お化け屋敷だってどこから何が出てくるか知らないから怖くて驚きますよね?
例えば「曲がった先に人形があって近づいたら急に笑い出す」と事前に分かっていたら
怖くないですよね?(笑)
知らないから怖いのであって、知れば対応できます。
ちゃんと商品を理解すれば選択肢は広がります。広がった選択肢の中から自分に合うものを選びましょう!
株式
株式投資は企業が発行する株式の売買をおこないその差益を出す。
保有している間に得られる配当金などで利益を出すことです。
株を買うってどういう事かと言うと、
企業は事業を行う際に株式を発行して出資者を募り、その株式を購入した人が株主と呼びます。
そして企業は集まった資金で更に利益をだす事を目指していきます。出資を出す事によりその証明として株式を受け取る事が株を買うという事です。
つまり株式を保有することで企業のオーナーの1人となることが出来ます。
オーナーになることにより企業がだした利益を還元してもらったり、その会社のサービスを優遇してもらえたりします。
例1.1株1万円で販売している株式を10株購入してその株が1株3万に値上がりしたとします。
そうすると
3万(評価額)―1万(購入時価格)=+2万
2万×10株(保有株式)=20万
20万円の利益となります。
この差益により生み出す利益をキャピタルゲインと呼びます。
ただし、それ以外にも『配当金』という方法で資産を増やしていく事もできます。
配当金とは企業がだした利益の一部を一年に一回や半年に一回など株主に還元してくれることです。
例2.1株1万円で販売している株式を10株購入して1年後に1株当たり200円の配当金が出た場合、
200×10株(保有中の株数)=2千円
となります。
但し配当金は必ず発生するものではなく企業の業績次第では発生しないこともあります。
この配当金による利益をインカムゲインと呼びます。
株式投資と言われるとパソコンの前に張り付いて株価を見ながらポチポチして利益を出して増やす事、
今回で言うと例1のパターンを繰り返して増やす事をイメージする人が多いと思いますが
本来会社が成長していくのには時間がかかります。
デイトレードという株の売買を繰り返して増やす手法もありますが株価の上下により売買していく為、
短期の売買が必然的に増える事から長期の目線で見ることからは外れてしまいます。
株式投資=怖い投資と思う方はこの『デイトレード=株式投資』と考えてる人が多いと思いますが
本来の株式投資は短期的に売買をするものではありません。
デイトレードを用いて億り人になった人もいますがデイトレードで勝ちづけることが出来るのは一部の天才だけです。
安定的に増やすのにはやはり長期的な目線で会社の成長と共に株式を育てる事が必要です。
債券
債券とは簡単に説明すると借用書です。
国が発行する債券→国債
会社が発行する債券→社債
地方自治体が発行する債券などがあります。
会社や国が『お金を貸してくれた人には元本+利息をつけて返すので貸してください』って感じでお金を貸してくれた人にその証明として渡すのが債券ということです。
債券の特徴としてはローリスク・ローリターンであることです。
5年物・10年物などいつ満期になるかは種類がありますが満期まで保有していたら元本は保証されていて利息をつけて返してくれるわけです。
返して貰えなくなるのは国や会社が破産した時ですが国が破産するというのは起こりにくいですしね。
もちろん債券にもランク付けがあり高ランクの債券程破産する可能性は下がります。
なので安定・安心性が高いためローリスクだけど満期で受け取れる利息は0.05%(固定5年個人向け国債の最低保証金利)とローリターンの商品となっています。
不動産
不動産投資は簡単に言うと大家さんになると言うことです。
アパートやマンションを購入・建築してそこに住んでもらい毎月の家賃を受け取る、
土地の高騰により価格が上がった物件を売却することにより購入時との差益を得るなどです。
(株式投資で話したインカムゲインが家賃収入とキャピタルゲインが売却差益とイメージしてもらえればいいかなと)
不動産投資はインフレに強いと言う特徴があります。
インフレは物の価値が上がりお金の価値が下がるということなので不動産は物になるためお金の価値が下がるインフレ時には価値があがるという事です。
しかし不動産投資の場合アパートやマンション、商業施設など費用が高くなってしまうので
やはりこれから資産形成をしていく人には資金を用意するのが困難な事からハードルが高いように思います。
コモディティ
コモディティ投資は『商品』に投資をしており、商品というのは貴金属(金やプラチナ)、エネルギー関連(原油やガス)、農産物(大豆など)に投資を行います。
特に金は2021年には最高値を記録するニュースなどもあったように不況時にも価格が落ちにくいなどといった特徴があります。
また商品という物に投資をしていることからインフレ時に強いというのがコモディティの特徴にもあります。
ざっくりとした説明ですが
株式・債券・不動産・コモディティのそれぞれの特徴をまとめさせていただきました!
投資信託に関してはこれから資産を形成する人にとって1番理解して頂きたいので
投資信託は別記事でまるまるお話してありますのでそちらで参考にしてください!
全てに共通することですが投資をするにあたって必ず守って頂きたいのは『長期的な目線』『適正なリスク分散』これは絶対です。むしろこれを守れないならば投資はするべきではないです
それでは昨日の自分より少しでも賢くなりましょう!ではまた!