こんにちは!ケイです!
2022年6月にCFP試験がありますが合格に向けて勉強している人に試験課目の特徴や私が合格した勉強方法や経験・感想をお話しさせて頂ければと思います!
勉強中の人だけでなく今年初めてCFP試験を受ける人も勉強のポイントや対策をわかりやすくお伝えしますので是非読んで見て下さい!
私が合格した試験勉強方法については別記事でまとめてあるのでこちらを参考にしてください!
金融資産設計運用はどんな課目か
金融資産設計運用は言葉通り金融資産の運用や資産設計の課目になります。
金融資産の知識だけでなく景気指標や金融政策と法律知識など商品知識から計算・時事問題など参考書に記載されていない事も問われます。
CFP試験では毎年合格点が20後半と他の科目に比べて低い課目でありCFP試験最大の山だと私は感じました。
しかもこの課目が試験初日かつ最初の試験課目になる為この課目で転ぶと残りの課目も精神的に尾を引きますのでしっかり学習して不安なく試験を受ける事がとても重要です。
CFP試験対策は何度も問題を解く事が一番のポイントです
この問題集が1冊あればアウトプットの教材は充分と思えるくらいの教材です。
過去問から出題傾向の高い問題や定番パターンの問題を抜粋して300問前後に凝縮されているので個人的には受験する人は必ず持っていて欲しいと思いました。
私は試験日に15分遅刻して焦りながら試験を受けましたが1番試験対策した課目であった為最終的には試験時間を余らせて回答する事が出来たので残りの課目は精神的にゆとりをもって受験できました(笑)
正直この課目を勉強したばかりの時はわからないことばかりで早々に独学から通信講座へ学習スタイルを変更しました。
それが功を奏した部分もあるので別記事でも載せてはありますがどうしても学習がわからないならば通信講座を受講するのも選択肢に入れてみるといいです。
CFPパック(6課目一括)・通信[Web+音声DL+スマホ]/[DVD]
学習項目としては
大雑把ですがこういった項目が問われる課目となっています。
では内容と勉強する上でのポイントをそれぞれ解説していきましょう
勉強のポイント
景気指標・金融政策
GDPの計算や景気動向指数の読取が必要で国内だけでなく海外の景気指標や金融政策の知識が必要となります。
試験は穴埋めや適切・不適切の選択問題と資料の読取が多く出題されるので公開資料は事前に読んでおきましょう。
資料の読取では各資料からどの国のデータかを問う問題もあるため他国のデータもなんとなくでも知っておく必要があります。
ただし、全て覚える事に時間を使うより計算問題をたくさん解く事に時間を使った方が効率いいです。
公開資料として私は以下の資料を読んで試験に臨みました
レポート名 | 公開元 |
---|---|
年次経済財政報告 世界経済の潮流 |
政府の公開資料 |
経済・物価情勢の展望レポート
金融システムレポート |
日本銀行の公開レポート |
金融レポート
金融行政方針 |
金融庁の公開資料 |
金融商品
こちらは金融商品の知識と計算問題が問われます。
勉強する金融商品としては
正直言葉見るだけで嫌になりますよね(笑)
私も勉強し始めの時は全く分からず嫌になりました。
けれど、ポイントを絞って効率よく勉強していけば理解出来ます。
解き方さえ覚えればそんなに難しくないのでこちらも勉強のポイントをざっくりですが説明します。
財形貯蓄・定期預金・定期積金
財形貯蓄は一般・年金・住宅がありそれぞれの特徴を理解する事や、定期預金や定期積金の商品知識など特徴と商品知識が必要。また複利による利息計算は出来るようにする
債券
計算問題が多く出題される。計算式は複雑で覚えるのは大変だが問われる内容とそれを導く計算はパターン化されているので過去問を何度も解く事で対策
株式
財務データから計算による穴埋めが繰り返し出題されておりFP2級の試験範囲である『PER・PBR・ROE・ROA』は基礎知識として覚えている前提で更に多くの計算式を用いる。
なので、穴埋めになっている部分を導く為に必要な式と数値を財務データから読み解くためどのデータとどのデータを組み合わせると何が分かるのかを理解する
投資信託
解約時の受取金額やトータルリターンの計算や分配金を求めるなど計算問題が毎回出題される。
こちらも計算はパターン化している為過去問を何度も解く事で対策する
外貨建て商品
円から外貨への計算をおこない外貨で利息計算など計算が複雑なため時間が掛かりますし私としては金融資産設計運用の中でも1番難しいなと思いました。
毎回出題される項目ではありますが試験においては後回しにして他の問題に時間を使う方が効率いいかなと私は思います。
デリバティブ・ポートフォリオ
こちらも問題自体がパターン化しているので過去問を何度も解くことで対策になります。
ポートフォリオの問題では計算式が問題文に記載されている事もあるので数字を当てはめていけば回答できるので最初は言葉の難しさから混乱しますが慣れてしまえば簡単に解ける項目です。
この項目は商品や仕組みの知識だけでなく計算も多く出題されます。
得意な問題が出題された時にケアレスミスなく確実に得点する事
わからない問題は固執せずわかる問題に取り組む事
上記の事を意識する事で時間切れにより得意な問題を解け切れないなどのミスを防げるので意識してみてください
制度と法律
金融商品取引法や消費者契約法など金融商品を取り扱う上での法律知識と毎回出題されます。
制度や法律は改定があるため改定で変わった箇所はしっかり覚えておきましょう
勉強と試験を受けて感じた事
私が試験を受けてみた感想ですが試験課目では1番難しくCFP試験で合格点が毎回低いのも納得でした。
ただし合格点が低いという事は他の受験生も点がとれていないという事なので平均点が低い分得点源とする項目をしっかり得点する事で合格に近づきます。
商品の知識や制度は覚えるしかないですがパターン化されている投資信託・デリバティブ・ポートフォリオの問題は過去問を解き続ければ自然と覚えられます
なので、過去問で繰り返し勉強するのは必須だなと感じました。
これからCFP試験を受けるという人はこの課目から勉強するのは避けるのが無難です。
理由としては難しいからです(笑)
証券会社や銀行に勤めている人は聞きなれた言葉が多く出る為抵抗はないでしょうが私はこの課目から勉強して言葉の意味が分からなすぎて心が折れかけました(笑)
各種レポートや経済指標は全文を覚える事よりも全体像を掴む事を意識して勉強していく事が時間を掛け過ぎずに対策していくポイントです。
私の場合は試験前の1カ月は毎日起床後と寝る前に1レポートずつ読む事がルーティン化していました。
読むだけであれば20分前後なので通勤時間などを活用も出来ますし、なんとなくでも理解すると試験は四者択一の為選択肢を絞る事で正答率があがるのでぜひやってみてください。
以上が金融資産設計運用についてでした!
難しい試験に変わりはありませんが6割正解できれば過去の合格点に達することが出来る科目なのでポイントを絞り効率よく勉強してみてください!
試験勉強に使った参考書などはこちらにまとめてありますので興味ある人はこちらも参考にしてみてください!
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