Hello!ケイです!
FPの資格を取るにあたりAFPという事を少し説明しましたが
FP資格というと『FP2級』(ファイナンショル技能士2級)をイメージする人や
FP2級なら知っている人でも『AFP資格』と言っても「ん?なにそれ」ってなる人がけっこういます。
私は金融関係の企業ですがそこですらAFP資格を知らない人の割合が多いです。(笑)
AFP資格も立派なFP資格でありむしろFP2級+αだよ。って事をもっと知ってもらいたいです!
なので、今回はAFPについて説明させていただきます。
![男性が机に向かって本を読んでいる](https://keifplab.com/wp-content/uploads/2021/12/school-2051712_1280-320x180.jpg)
AFPってどんな資格?
AFPはAffiliated Financial Planner(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)の略で
日本FP協会による認定資格となっており試験による知識だけでなく所定の研修を
受講することにより取得出来ます。
試験による知識が『FP2級』取得である為AFPは『FP2級+α』の資格という事です。
日本FP協会によると2021年7月のデータでAFP資格の認定者は全国に16万人ほどで
AFP認定者数は年々増加しています。
FP2級を既に取得しているならば認定研修を受講するだけでAFPが取得出来るので
AFPまで取得した方がいいと私は思います。
AFPまで取得する意味ってある?
これに関しては自分自身の価値観や金銭的部分もあるのであくまでも
私個人の考えとなりますがAFPになる事はメリットが大きいと思っています。
私はFP2級を取得したのが2020年10月でAFP認定研修を受講したのが2021年5月
AFP認定者となったのが6月とAFPとなって日が浅いですが
取得を検討している方に参考として私が思うメリットをざっくりまとめさせていただきました。
FP2級の先に進める
FP2級取得は金融機関や保険会社に勤務していると会社の方針で取得を推奨されていることもあり保有者もいるかと思いますが
AFPはそこから更に学習をするため取得者の数は減ります。
なので、2級のみ取得している人よりも1歩先の資格となりますし、
業務でも2級だけでは得ることが出来なかった知識,提案を学ぶ事ができます。
キャッシュフロー表や提案書の作成
このキャッシュフロー表作成が学べる事は非常にメリットがあると思います。
認定研修では最終的にキャッシュフロー表を作成しそれをもとに改善ポイントを見つけ、
改善のための提案書を作成する実務的な要素があるため活かせる場は多いです。
また、自分の家計や将来のライフプランを立てる上でキャッシュフロー表が作成出来ると
「~歳までにいくら必要か」の目安がわかるので、資産形成に具体性が出ます。
目標に対して具体性があればあるほどプランを立てやすいですし、再現性も高まります。
資産形成をするにも何歳までにいくら必要かがわからないと形成のしようがないですしね。
家族がいる家庭ではキャッシュフロー表があると配偶者にも一目で必要額を伝える事ができるので
資産形成についての理解も得られやすくなります。
資産形成は家族の協力が必要ですし、『百聞は一見に如かず』の言葉があるように聞くより見るほうが伝わります。
![PLANNINGの文字と鉛筆が方眼紙の上に置かれている](https://keifplab.com/wp-content/uploads/2022/01/planning-5570360_1280-320x180.jpg)
FP知識の継続学習
資格取得にありがちな例ですが『資格取得したら勉強をやめて覚えた知識を忘れてしまう』
という事があります。
学校の試験や受験勉強もそうですよね?
大学受験で必死に覚えた英単語や歴史など大学卒業時にはほとんど忘れていませんか?
私はしっかり忘れていました。(笑)
それは継続して勉強しないから忘れてしまいます。
知識はお金と同等くらい価値があります。
記憶の奥底にしまい込んではいざ必要な時に出すことが出来ません。
せっかく何か月という時間を使って得た知識ですからいつでも出せるようにしないと勿体ないです。
AFP資格は更新が必要となり更新をしないとAFP資格が消失します。
※更新が必要なのはAFP資格でFP2級は更新不要でAFPを消失しても2級はちゃんと残ります。
その更新の為に継続単位の取得が必要となります。継続単位はFP協会によるセミナーの参加や研修の受講です。
なので、必然的にFPとしての知識を得る事ができ、
法令や情勢など日々新しくなる情報もアップデートする事が出来る為
継続して学習する事ができます。
月刊FPジャーナルが購読できる
これも情報のアップデートに役立つものでFP協会が毎月発行しているビジネス書です。
先程申しましたが情勢や法令・税制は目まぐるしく変化します。
去年までは使えた税制が使えなくなったりはざらにあります。
新しく使える優遇制度などは知っておく事は自分の資産形成に非常に活用できますし、
今後の情勢見通しなども載っているため情報収集のツールに使えます。
毎月家に届くのでわざわざ情報雑誌を買いに行く事もないですし
初めのうちは買う雑誌を選ぶのに時間をかけがちなので家に届くのは便利ですよ。
情報と知識を持っていることは武器になりますし昨日の自分より1つ賢くなれます。
損を防ぎ、得をするために情報と知識は身につけましょう!
CFPにステップアップできる
AFPを知ったばかりなのにCFPって言われても「また謎の横文字きたー」ってなっちゃいますよね。(笑)
前回のFPについての記事にも言葉は出てきましたが、
今は『AFPの上位資格』とだけ覚えてもらえればオッケーです。
ちなみに私がAFPを取得した理由の大半はCFPになる為です。
CFPになるには『AFP認定者であること』が条件なので必然的にAFP資格を取る必要があります。
CFPは日本よりも米国などの海外においては国際的に認知度や信頼性がある資格である為
FP1級と同等レベルでありCFP認定者は1級の学科試験が免除になるなど
FP資格の最上位クラスであると考えてもらえればと思います。
CFPについてはこちらをご覧ください
![電卓とペンと付箋が用紙の上に置いてある](https://keifplab.com/wp-content/uploads/2021/12/calculator-1044173_1280-320x180.jpg)
AFPはコストがかかる
AFPになるにあたってのデメリットにコストがかかるという点があります。
そのコストはAFPになるには認定研修を修了する必要がある為その学習費用がかかります。
FP2級を既に取得している場合は通信講座による受講など安いもので8千円程度から
認定研修は受講出来ますが、
FP2級を取得していない場合で2級受験資格の実務経験も足りていない場合は
通信講座でも2万円程度から高いと10万円もコストとしてかかってしまいます。
ただし、FP3級を取得していれば実務経験が無くてもFP2級を受験する事は出来るので
「コストをなるべく掛けずにAFPを取得したい!」という方は
3級を取得⇒2級を取得⇒AFP認定研修を受講
の流れで取得を目指せばコストを抑える事は出来ます。
AFP認定研修は『ユーキャン』や『資格の大原』などの資格学校やきんざいなどの試験実施団体でも
受ける事が出来るので金額で選んでもいいかなと思います。
これから2級取得とAFPを目指すって方は
試験対策の学習と同時にAFP認定研修を受講も出来るのはコストかける価値はありますし
独学で勉強するより絶対効率は良いです。
AFPはFP協会の認定資格である為FP協会に登録して年会費の支払いも必要です。
なので、AFPになる為にはまず費用が掛かり、AFPでいる間はFP協会の年会費が掛かるのでランニングコストも掛かります。
私の知り合いにはランニングコストが嫌でAFP資格を取得しなかった人もいますが
前述したメリットを考えたらコスト以上の価値はあると私は思います。
「ランニングコストかけてまで取得したくない!」「FP2級と同等ならわざわざ時間掛けて取得しなくてもいいや」
って考える方もいます。(私の知り合いがそうであったように)
私は「自分に価値がある」と思うなら全力で取り組むべきで価値がないと思うなら無理に取得する必要はないと思います。
必要性を感じないのに勉強しても苦しいだけなので価値があるものに全力をだすほうがやる気も出ますしね。
でも、『AFP』を知らなければその選択肢が出てくる事はありません。選択肢を持つことによって選べる道もありますしね!
以上がAFPについてでした!
AFPになる為の具体的な方法もこちらで説明していますので興味ある人は是非読んで見て下さい!
![AFPになるためのステップ解説](https://keifplab.com/wp-content/uploads/2022/03/AFP-320x180.png)
今回の記事が「気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks」さんに掲載されました!
FP資格を紹介している自分にとって嬉しい事です!
「気になる資格がみつかるサイト・資格Hacks」はFP資格以外にもたくさんの資格を紹介しているので気になる人は下のリンクから参考にしてみてください!
昨日の自分より少しでも賢くなりましょう!ではまた!
・AFPは『FP2級+α』
・取得にはFP2級取得と所定の認定研修の修了が必要
・コストはかかるがそれ以上のメリットがある
・CFPを目指すなら必ず取得が必要